【4月10日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ルーベ(Paris-Roubaix 2017)は9日、仏パリ(Paris)郊外のコンピエーニュ(Compiegne)からルーベ(Roubaix)間の257キロで行われ、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のフレフ・ヴァンアフェルマート(Greg Van Avermaet、ベルギー)が優勝を飾った。

 世界選手権王者のヴァンアフェルマートは、「北の地獄(Hell of the North)」と呼ばれる格式高いレースのゴールとして知られるルーベのベロドロームで、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のズデネク・シュティバル(Zdenek Stybar、チェコ)らとのスプリント勝負を制した。

 昨年のリオデジャネイロ五輪の男子ロードレースで金メダルを獲得しているヴァンアフェルマートは今春絶好調で、石畳クラシックでは今季4勝目、さらに先週行われたツール・デ・フランドル(Tour des Flandres 2017)でも2位に入っている。

 一方、通算4度の優勝という大会最多タイ記録を持つクイックステップ・フロアーズのトム・ボーネン(Tom Boonen、ベルギー)は、引退レースを13位で終えている。(c)AFP