【4月10日 AFP】パリ・マラソン2017(Paris Marathon 2017)が9日、仏パリ(Paris)で行われ、夫のポール・ロンヤンガタ(Paul Lonyangata)が男子の部、妻のプリティ・リオノリポ(Purity Rionoripo)が女子の部を制し、ケニア出身夫婦でアベック優勝を果たした。

 ロンヤンガタは最後から2番目の給水所で逆戻りしてしまい、貴重なタイムを失う場面があったものの、2時間6分8秒でレースを制してキャリア最大の勝利を収めた。

 男子のケニア勢は、大会前に優勝候補に挙げられていたステファン・チェボグト(Stephen Chebogut)が2時間6分56秒で2位、ソロモン・イェゴ(Solomon Yego)が2時間7分11秒で3位に入り、表彰台を独占した。

 3月にパリで行われたハーフマラソンの2位から順位を上げたロンヤンガタは、「ここで勝つことが目標だったので気分が良いね」とコメントした。

 春の日差しに包まれたパリで、夫婦にとって記念すべき日を記録したリオノリポは、自己ベストを約4分も更新する2時間20分54秒で優勝した。(c)AFP