【4月3日 AFP】南米コロンビアの当局は同国北部の港町バランキージャ(Barranquilla)で、スペインに向かう予定だった金属くずのコンテナから、6.1トンのコカインを押収した。コロンビア政府が2日明らかにした。

 先月31日夜に行われた摘発では、末端価格で2億ユーロ(約240億円)相当のコカインが見つかった。コロンビアでの押収量としては過去3番目の規模という。

 警察が麻薬の取り締まりを行っていたところ、スペイン南部の港町アルヘシラス(Algeciras)に向かうコンテナの中に金属くずなどと共にコカインが隠されているのを発見した。

 ルイス・カルロス・ビジェガス(Luis Carlos Villegas)国防相は押収されたコカインについて、コロンビア最大の犯罪組織「クラン・デル・ゴルフォ(Gulf Clan)」が密輸しようとしていたものだと述べた。(c)AFP