【3月31日 AFP】米ツイッター(Twitter)は30日、投稿に課している140文字の文字数制限を緩和し、別のユーザーの投稿に返信する際に「@」で始まる相手のユーザー名を文字数制限の対象から除外する仕様変更を実施したと発表した。

 ツイッターは、ユーザーの拡大と操作性の向上を目指す取り組みの一環として、1年ほど前に文字数制限を緩和する計画を発表していた。

 ツイッターのササンク・レディ(Sasank Reddy)プロダクトマネジャーはインターネット上の投稿で、「今後は、他のユーザーやグループに返信する際には、相手の『@ユーザー名』はあなたのツイートの140文字にはカウントされない」と述べた。

 今回の変更も含め、ツイッターはユーザー基盤の拡大とユーザーの定着率の向上を図っており、投資家からは好意的に受け止められている。

 ツイッターは、交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)や写真共有サイトのインスタグラム(Instagram)との競争にさらされ、またユーザーの間で文章ではなく動画や写真を共有することがトレンドになっていることも同社にとって逆風となっている。(c)AFP