【3月31日 AFP】(更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)は30日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は第10シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を6-2、3-6、7-6(8-6)のフルセットで破り、準決勝進出を決めた。

 今季すでに全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2017)とBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)で優勝を飾っているフェデラーは、ベルディハ戦での連勝を7に伸ばした。

 手に汗握る展開となった最終セットのタイブレークでは、フェデラーが2本のマッチポイントをしのぐと、最後はベルディハがダブルフォールトを喫し、大接戦に終止符が打たれた。

 準決勝で第12シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)と対戦するフェデラーは試合後、「最後は非常にラッキーだったが、きょうはハートの強さを見せられたと思う」としたうえで、「僕もファイトしたし、トマスもレベルを上げてきたが、終わってみれば素晴らしい試合だった」と語った。

 31日に行われる準決勝では、すでに第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)の顔合わせが決定している。(c)AFP