【3月30日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は30日、内戦状態にあるシリアから国外に逃れた難民の数が500万人を超えたと発表した。

 UNHCRは声明で「6年にわたるシリアでの内戦から逃れた男性、女性、そして子どもたちの数は500万人を突破した」と明らかにし、「国際社会は難民たちを救うため、もっと多くのことをする必要がある」と訴えた。

 UNHCRの統計によると、外国にいるシリア難民の総計は2015年末に460万人に達し、昨年末までに485万人まで増加していた。

 またUNHCRのウェブサイトによると、2017年の最初の3か月の間で、さらに25万人超のシリア人が難民登録されたという。(c)AFP