【3月29日 MODE PRESS】インテリアブランド「ハビタ(HABITAT)」とコラボレーションし、インテリアコレクションを発表したデザイナーのヘンリー・ホランド(Henry Holland)が、インテリアデザインについて語った。

 デザインスキルを新しい分野に応用し、ハビタで初めてのコレクションを手がけたときの感想についてヘンリーは、「応用は思うより簡単でした。インテリアの仕事の多くは、制作とディテールが中心です。服作りでも同じスキルを使います」と語った。

 2008年にファッションレーベル「ハウス・オブ・ホランド(House of Holland)」を立ち上げ、大胆で風変わりな作風で知られるヘンリー。ハビタ側からは、主張のあるデザインを続け、よりアバンギャルドなデザインを家具にも取り入れるよう促されたと告白した。

 メトロ(Metro)紙のインタビューに対しヘンリーは、「ハウス・オブ・ホランドとハビタは非常に似ており、2つのブランドの間には相乗効果があります。どちらか一方が好きな人にはもう一方にも魅力を感じてもらえると思います。ブランドのDNAを、今まで提供していなかった製品にも取り入れるのが大好きです。顧客の皆さんには新製品も気に入ってもらえると思います」と説明した。

「マキシマリズムのトレンドは、誰にとってもうまくいくものだと思います。個性と、自分自身を表現するというスタイルは、世界の情勢を考えると良いこと。人はみな注目されたいのです」と説明するヘンリーはさらに、「ハビタは大胆になることを恐れていません。このコレクションに取りかかったとき、ブランド側からもっと明るくするように促されました。他のコレクションと比べて自分には少しアバンギャルドなものを求めているようでした」とインテリアコレクションのデザインについて語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS