■行方不明者の数は増えていない

 複数の黒人議員らは、米連邦捜査局(FBI)に行方不明の少女たちの捜索を要請。ジェフ・セッションズ(Jeff Sessions)司法長官の広報担当は、そのような要求があったことについて認めている。

 そして、情報の隠蔽(いんぺい)あるいは十分な対応を取っていないとの非難に直面したワシントンの警察当局は3月24日に記者会見を開いて問題の対処に当たった。

 統計で示されたデータによると、ワシントンの未成年者の行方不明者の数は、年間2200~2400人で推移しており、近年特に増えたということはない。誘拐はまれで、大半は家出だ。対象者は発見されるか自ら家に戻るかして、約95%は解決しているという。(c)AFP/Sébastien BLANC