【3月29日 AFP】イタリア北部トリノ(Turin)の靴職人アントニオ・ビエトリ(Antonio Vietri)さんが「世界初」という純金の靴を作った。

 ビエトリさんのターゲットは湾岸諸国からの裕福な買い物客。青と黒のスウェード靴の甲の部分に、細長い純金のパーツを手で編んだものを革で縫い付けた。「純金がアクセサリーやボタンとしてあしらわれているのではなく、靴のなくてはならない部分を構成している」とビエトリさんはAFPに語った。

 唯一無二のこの靴には一足あたり230グラムの金が使われており、足の採寸には3Dスキャナーを使用。販売価格はメンズが最高2万5000ユーロ(約300万円)、レディースが最高3万ユーロ(約360万円)。代金には、配達に使われるヘリコプター代が含まれている。(c)AFP