【3月28日 AFP】サッカー国際親善試合、フランス・パリ(Paris)で行われたコートジボワール対セネガルの一戦は27日、試合終了間際に多数のファンがピッチに乱入したことで途中終了となった。

 両国1-1の同点で迎えた後半43分に大量の両軍サポーターがピッチ上に押し寄せると、この試合で主審を務めたフランス人のトニ―・シャプロン(Tony Chaprom)氏は、試合の途中終了を決断した。

 試合はリバプール(Liverpool FC)でプレーするセネガルのFWサディオ・マネ(Sadio Mane)が、後半22分にPKで先制点をもたらすも、その4分後にフラム(Fulham)に所属するゴイ・ビ・シリアク(Gohi Bi Cyriac)の得点でコートジボワールが1-1の同点に追いついていた。

 パリ南部にあるシャルルティ・スタジアム(Charlety Stadium)で行われた今回の試合には、来月1日からエレファンツ(Elephants、コートジボワール代表の愛称)を率いるマルク・ヴィルモッツ(Marc Wilmots)氏も観戦に訪れた。

 8月に再開される2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アフリカ最終予選では、2試合を終えて勝ち点4のコートジボワールがガボンとモロッコを同2差で抑え、グループCの首位に立っている一方、グループDのセネガルは、ブルキナファソと南アフリカから同1差の3位となっている。(c)AFP