【3月28日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2017)は27日、女子シングルス4回戦が行われ、予選勝者の尾崎里紗(Risa Ozaki)は、大会第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に2-6、2-6で敗れ、準々決勝進出はならなかった。

 この日行われたその他の試合では、第4シードのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)がルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)に苦杯をなめただけでなく、全仏オープン(French Open 2016)女王で第6シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)も大会から姿を消している。

 尾崎は第1セット、ケルバーに2度のブレークを許して1-4とリードされると、そこからは試合を完全に支配された。

 世界ランキング1位のケルバーは試合後、「彼女は予選から勝ち上がってきた。良い選手たちを破ってきたし、私も準備はできていた」とし、前日から同87位の尾崎のプレーについて研究していたことを明かした。

「チームと話したし、彼女の動きが良いことやボールを多くつなげてくることは知っていた。自分の試合をし、攻撃的にいることを心掛けた」と語った。

 勝利を収めたケルバーは次戦、第7シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)と第11シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)の勝者と対戦する。(c)AFP