【3月28日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選に臨んでいるコロンビア代表の主将ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が、母国の練習施設で取材中の報道陣に向けて下品なジェスチャーをした写真が撮影されて物議を醸している。

 コロンビアが28日に行われるエクアドルとの予選を控えるなか、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するスター選手のロドリゲスは24日、首都ボゴタ(Bogota)にある練習施設の外に集まった報道陣に向かって中指を突き立てた。

 問題のジェスチャーはコロンビアで「ピストル」と呼ばれており、童顔でアイドル的人気を誇っているロドリゲスの母国では、今回の報道を受けて一部で批判の声が噴出。地元紙エル・ティエンポ(El Tiempo)のスポーツ担当者はコラムで、「ハメスは思考力と冷静さを失った」と伝えた。

 この話題はソーシャルメディアでも即座に議論となり、25歳のロドリゲスに対する声は批判と擁護に分裂。問題の写真はツイッター(Twitter)上で#NoJodanAJames(ハメスをなめんな)というハッシュタグを生み出し、同国内のトレンドとなった。

 コロンビアが南米予選で自動的にW杯の出場権が得られるぎりぎりの4位につけ、5位のエクアドルと6位のチリとの勝ち点差はわずか1となっている現状を受け、ロドリゲスはその重圧にさらされているとして、「ハメス・ロドリゲスは不完全な人間だ。彼はスポーツメディアが書き立てるイエロー・ジャーナリズム(ゴシップ記事)や批判記事などに耐えなければならない」と擁護する声も上がっている。

 問題のジェスチャーを撮影したAFPのカメラマンによれば、同選手はコロンビアサッカー連盟(FCF)の本部2階のジムから報道陣に向かって中指を突き立てたという。現時点でロドリゲスとFCFからコメントは出ていない。(c)AFP