【3月27日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships)シーズン第3戦、デルマッチプレー(Dell Match Play 2017)は26日、米テキサス(Texas)州オースティン(Austin)のオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club)で最終日が行われ、谷原秀人(Hideto Tanihara)は準決勝で世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)に敗れた。

 谷原は今大会最大の番狂わせにあと一歩まで迫り、ジョンソンを慌てさせた。2アップとリードされて迎えた13番、ジョンソンがパットで苦しむ中、谷原は13番と14番で連続バーディーを奪い、ここで追い付いた。しかし、今大会では16番以降でプレーしていなかったジョンソンが17番でバーディーを奪い、1アップで勝利を飾った。

 谷原はその後行われた3位決定戦でビル・ハース(Bill Haas、米国)に2アンド1で敗れ、4位に終わっている。

 それでも谷原は、米国ツアーで自身最高の成績を収め、プライドを持って今週を振り返ることができる。これまで同ツアー43戦でトップ10入りが2度だった谷原は、アジア人選手としては谷口徹(Toru Taniguchi)以来となる4強入りを果たしていた。また谷原は、第81回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2017)の出場権を獲得を確定させている。(c)AFP