【3月26日 AFP】サッカー元ポルトガル代表で、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)などで活躍したルイス・フィーゴ(Luis Figo)氏が、25日に開催されたチャリティーマッチで対戦した元リバプール(Liverpool FC)のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)氏とレアルで一緒にプレーしたかったとコメントした。

 最年少の36歳で最も現役に近かったジェラード氏は、リバプール・レジェンドの一員としてレアル・マドリード・レジェンドとのチャリティーマッチに出場すると、1得点2アシストを記録してPKも獲得するなど、チームの全得点に絡む活躍で本拠地アンフィールド(Anfield)での4-3の勝利に貢献した。

 リバプールで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を果たしているジェラード氏のキャリアのピークでは、数々のビッグクラブが触手を伸ばしたが、生まれ育ったクラブに忠誠を誓ったジェラード氏は、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)に渡るまでリバプール一筋でプレーした。

 しかしフィーゴ氏は、ジェラード氏が「銀河系軍団」と呼ばれた当時のレアルにふさわしい選手だったことに疑いはないと話している。

「人生のある時点でわれわれは一緒にプレーする可能性があったが、それは実現しなかった。私はそのことが残念だ。誰もが世界最高の選手とプレーしたいと思うものだからね」

「ジェラードはそのキャリアにおいて、彼のポジションで史上最高の選手の一人だということを証明したと思う。残念だったが、リバプールはラッキーだったね。彼はここアンフィールドでそのクオリティーや才能を示したのだから」 (c)AFP