【3月26日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は25日、各地で行われ、グループAのフランスはオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が2得点の活躍をみせ、ルクセンブルクに3-1で勝利し、グループ首位を守った。

 2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)準優勝のフランスは、前半28分にジルーのゴールで先制するも、同34分にルクセンブルクのオーレリアン・ヨアヒム(Aurelien Joachim)のPKで同点に追いつかれた。ヨアヒムのゴールは、ルクセンブルクにとって対フランス戦39年ぶりの得点となった。

 しかし、ルクセンブルクの歓喜は長く続かず、フランスは失点からわずか4分後にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)のPKで勝ち越すと、後半34分にはベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)のクロスからジルーがこの日2得点目を決めて突き放した。

 フランスのディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督は、「オリヴィエはクラブチームでは難しい状況にあるかもしれないが、われわれといるときはゴールを数多く決めてくれる。彼にクロスを送れば、得点の確率は非常に高い」と語った。

 同日の試合では、エミル・フォースベリ(Emil Forsberg)の2得点の活躍をみせたスウェーデンがベラルーシに4-0で快勝。グループAではフランスが勝ち点13で首位に立ち、同10でスウェーデンが追走している。(c)AFP