【3月25日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選は24日、各地で行われ、イタリアは2-0でアルバニアを退け、守護神ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)のキャリア通算1000試合出場を白星で飾った。

 イタリア・セリエAのパルマParma Calcio、当時はパルマAC)で220試合、ユベントス(Juventus)で612試に出場しているブッフォンは、アルバニア戦で代表通算168試合目の出場を果たし、イタリアのW杯予選での55試合連続無敗記録(41勝14分け)の更新に貢献した。

 ダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)のPKとチロ・インモービレ(Ciro Immobile)の得点で勝ち点3を獲得したイタリアだが、同日の試合でイスラエルに4-1で勝利したスペインを得失点差で下回り、現在グループ2位につけている。

 イタリアは前半12分、アルバニア史上6人目のセリエA選手であるミグエン・バーシャ(Migjen Basha)が献上したPKをデ・ロッシが決めて先制すると、後半35分にはダヴィデ・ザッパコスタ(Davide Zappacosta)のクロスからインモービレが追加点を挙げた。

 イタリアのジャンピエロ・ヴェントゥーラ(Giampiero Ventura)監督は、「序盤はテンションが高すぎた。力が入りすぎで流動性を欠いた。だが危険な場面はまったくなかった」とコメントしている。

 この試合では、ピッチに発煙筒を投げ入れて判定への不満を表したアルバニアのファンが後半にも同様の行為を行い、試合は5分間の中断を余儀なくされる場面もあった。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN