【3月24日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のジョルジョ・マルケッティ(Giorgio Marchetti)氏は23日、各国のトップクラブで構成されるスーパーリーグの構想を否定したが、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)のフォーマットを進化させる可能性を示唆した。

 ポルトガル・エストリル(Estoril)で行われた会議後にインタビューに応じたマルケッティ氏は、「スーパーリーグが閉ざされたエリートのための大会なのであれば、それはわれわれの大会ではない」とコメントした。

 マルケッティ氏はまた、特にチャンピオンズリーグについては「世界最大のクラブチームの大会であるために変革しなければならない」と話しており、「いくつか分析しなければならないので、2018年から2021年の間はフォーマット変更はなされないだろう」としている。

 UEFA主催の大会に対抗するスーパーリーグの構想については、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長をはじめ、各ビッグクラブが前向きな発言を繰り返している。(c)AFP