【3月24日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選は23日、各地で行われ、ブラジルはパウリーニョ(Jose Paulo Bezerra Maciel Junior 'Paulinho')がハットトリックを達成するなど4-1でウルグアイに快勝し、本大会出場に大きく前進した。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)も見事なループシュートから得点したブラジルは、2位に勝ち点7差をつけて首位に立っている。

 昨年、ドゥンガ(Dunga)前監督の解任を受け就任したチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督の下で復活したブラジルは、見事なパフォーマンスをみせた。

 前半9分にウルグアイがエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のPKで先制したものの、ブラジルはその10分後に中国を拠点とするパウリーニョが約25メートルの距離から強烈なミドルシュートでゴールを奪い同点に追い付くと、さらにパウリーニョは後半6分にフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)のシュートのこぼれ球を押し込み、逆転に成功した。

 同30分にブラジルはネイマールの得点で試合を決定付けると、最後はロスタイムにパウリーニョが胸でゴールを奪いハットトリックを達成した。

 南米予選では上位4か国にW杯本大会の出場権が与えられ、5位チームはプレーオフに回ることになる。(c)AFP