【3月24日 AFP】フランス警察は23日、性的暴行容疑で身柄を拘束していた同国リーグ・トップ14のFCグルノーブル(FC Grenoble Rugby)に所属する6選手全員の釈放を完了した。

 グルノーブルでプレーする6選手は22日、今月11日に行われたリーグ戦後に訪れたナイトクラブで出会った女性に性的暴行を加えたとして、被害者から被害届が提出されたため身柄を拘束されていた。

 22日午前にグルノーブル(Grenoble)の警察署に出頭し、同地に赴いたボルドー警察から事情聴取を受けた選手は、オーストラリア出身で代表2キャップの実績を持つピーター・キムリン(Peter Kimlin)、アイルランド出身のデニス・クールソン(Denis Coulson)とクリス・ファレル(Chris Farrell)、ニュージーランド出身のロリー・グライス(Rory Grice)とディラン・ヘイズ(Dylan Hayes)、そしてフランス出身のロイク・ジャメス(Loick Jammes)の6人とされている。

 キムリン、ヘイズ、ファレルの3人は22日中に釈放されたが、残りの3人は24時間の拘束延長を命じられ、捜査開始から2日目となる23日まで事情聴取を受けた。

 本件に関する捜査は現在も続いている。(c)AFP