仏当局、排ガス不正疑いでフィアット・クライスラーを捜査へ
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【3月22日 AFP】欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)にディーゼル車の排ガス試験での不正が疑われるとして、フランスの予審判事が捜査を開始することが21日、司法関係者らの話で分かった。
捜査は仏不正捜査当局の勧告を受けて行われるもので、公衆衛生を専門とする予審判事が担当する見通し。
フランスでは既に、欧州自動車最大手の独フォルクスワーゲン(VW)と仏同業最大手ルノー(Renault)に対しても、排ガスの試験中に有害物質の排出量を少なく見せる装置をエンジンに取り付けていた疑いがあるとして、捜査が行われている。
FCAは米国でも排ガス不正が疑われている。(c)AFP