【3月17日 時事通信社】サウジアラビア政府は、今年9月に予定されるイスラム教の大巡礼(ハッジ)で、イランからの巡礼団を受け入れる方針を示した。国営サウジ通信が17日伝えた。イラン側との間で「必要なすべての手続き」を完了させたという。

 イスラム暦で毎年行われる大巡礼をめぐっては2015年、イラン人多数を含む巡礼者約2300人が圧死する大惨事が起きた。イランが激しいサウジ批判を展開したのに対し、サウジは「悲劇の政治利用だ」と反発した。

 その後両国は断交。安全対策をめぐる見解の相違から、昨年はイランから巡礼団が派遣されなかった。(c)時事通信社