【3月17日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)は、18日に行われるシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2017)のアイルランド戦の直後に、ニュージーランドと戦うことも可能だと冗談を飛ばした。

 すでに大会タイトルを手にしているイングランドは、ダブリンのアビバ・スタジアム(Aviva Stadium)で勝利を収めれば、世界王者ニュージーランドと並んでいるティア1チームとしての最多記録となる18連勝を破り、19連勝の新記録を打ち立てることになる。

 またイングランドは、白星を飾ればトリプルクラウン(英国勢とアイルランドとの試合で全勝)とシックスネーションズ史上初となるグランドスラム(全勝優勝)も達成となる。

 とはいえ、この連勝中にオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)とは対戦しておらず、2018年まで対戦予定もない。

 しかしながら英メディアは今週、英ラグビー協会(RFU)が今年11月4日に英トゥイッケナム(Twickenham)でのニュージーランドとの対戦を見越し、日程の再調整を目指していると報じている。

 年内のニュージーランド戦の可能性について問われたジョーンズHCは、「もしオールブラックスが18日にアビバ・スタジアムに現れ、アイルランド戦の後の試合を求めたら、考えよう」と応じた。

「勝てるかだって? アイルランドに打ちのめされたあとでも? 何とも言えないね。面白いだろうが」

 しかし、ジョーンズHCはオールブラックスとの試合のタイミングについては関心を示すことはなかった。

「そのことについては何も知らない。私は役員ではないし、契約の交渉もしていない。気がかりなのはアイルランドのことだ」

「オールブラックスはわれわれと無関係。われわれは世界1位を目指している。彼らと対戦する機会があれば、戦うことになる」 (c)AFP