【3月15日 時事通信社】15日に投票が始まるオランダ下院選(定数150)を前に、14日公表された世論調査結果によると、極右・自由党(PVV)の予想獲得議席が減少、中道右派の与党・自由民主党(VVD)がリードを広げている。VVDを率いるルッテ首相とPVVのウィルダース党首の13日のテレビ討論が影響した可能性がある。

 ただ、ほぼ互角を示唆する調査結果もあり、投票を前に勝敗の行方は予断を許さない。

 大手調査会社イプソスによると、予想されるPVVの獲得議席は20議席と、前回9日公表の23議席から減少。VVDは29議席と前回公表の26議席から増えた。PVVは23議席と見込まれる中道右派・キリスト教連合にも先んじられている。

 調査は13日のテレビ討論前後に実施された。テレビ討論では、ウィルダース氏がトルコ閣僚の入国拒否をきっかけに対立が高まっている問題に絡み、「オランダの国境を閉鎖しろ」と攻撃。ルッテ首相が「いかさまな解決策だ」と反論するなど、激しい議論を交わした。(c)時事通信社