【3月13日 AFP】16-17フランス・リーグ1は12日、第29節の試合が行われ、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦力外となっていたメンフィス・デパイ(Memphis Depay)が2得点を挙げるなど、トゥールーズ(Toulouse FC)に4-0で快勝した。

 クリストフ・ジャレ(Christophe Jallet)とマックスウェル・コルネ(Maxwel Cornet)のゴールで2点を先制したリヨンは、後半デパイが2得点を記録。その2点目はハーフライン付近からのロングシュートだった。

 センターサークル近くでボールを拾ったデパイは、ターンでディフェンスをかわすと、右足を振り抜いて相手GKアルバン・ラフォン(Alban Lafont)の頭上を破るロングシュートを沈め、リーグ戦ここ3試合で4点目を記録した。

「こういったゴールを決めることができて信じられないよ。数年前にもトライしたが、その時はバーに当たったんだ。とてもハッピーだ。最高のゴールだよ。今日の勝利にとても満足している」

 ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下で出場機会に恵まれず、1月にリヨンに加入した23歳のデパイは、相手GKラフォンがゴールマウスを離れる傾向を見抜いてシュートにチャレンジしたと話している。

 仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対しデパイは、「前半にGKがゴールマウスを離れてプレーしていたのを見ていたので、それを心にとどめていた。そしてボールを持てたので反転してシュートを打った。ゴールインするのを見ていなかったが、みんなが熱狂する声が聞こえたよ」とコメントしてる。(c)AFP