【3月13日 AFP】2016-17スキージャンプW杯は12日、ノルウェーのオスロ（Oslo）で女子個人最終戦が行われ、伊藤有希（Yuki Ito）が優勝、高梨沙羅（Sara Takanashi）が2位に入り、日本勢が圧倒的な強さを見せつけて今季を締めくくった。

　1本目に130メートル、2本目に124.5メートルを飛んだ伊藤は、合計258.7点でトップとなり、今季の総合2位を確定させた。

　合計251点で優勝を逃した高梨は、先月すでに2018年の冬季五輪が開催される韓国の平昌（Pyeongchang）で通算4回目のW杯総合優勝を飾り、クリスタルグローブを獲得している。

　17歳にして2014年ソチ冬季五輪の優勝候補に挙げられ、失意の4位に終わった高梨に続き、この日はマレン・ルンビー（Maren Lundby、ノルウェー）が合計250.8得点で3位に入った。(c)AFP