【3月12日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2017)は11日、第3節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は31-38でチーターズ(Central Cheetahs、南アフリカ)に敗れた。

 31-30でリードしていた後半25分、交代出場のプロップ浅原拓真(Takuma Asahara)が立て続けの反則行為でシンビンを受け、これがサンウルブズに大きく響いた。

 このペナルティーからスクラムを選択したチーターズは、レイノ・ベンジャミン(Rayno Benjamin)がトライを決めた。スタンドオフのフレッド・ゼリンガ(Fred Zeilinga)はコンバージョンを外したものの、その後のペナルティーキックを蹴り込んだ。

 昨季、この日と同じフリーステート・スタジアム(Free State Stadium)で17-92の大敗を喫していたサンウルブズは、敵陣で試合を終えたが、いくつかの凡ミスを犯して点差を詰められなかった。波状攻撃の中、ラインアウトでボールを奪われると、さらにリアキ・モリ(Liaka Moli)のノックオンで流れが途切れた。

 それでもチーターズとの接戦は、2週間前の開幕戦で王者ハリケーンズ(Hurricanes、ニュージーランド)に17-83と圧倒され、先週はシンガポールでキングズ(Southern Kings、南アフリカ)に屈したサンウルブズに、確実に自信を与えている。

 サンウルブズでは江見翔太(Shota Emi)の試合開始30秒でのトライに加え、福岡堅樹(Kenki Fukuoka)が2トライ、さらにニュージーランド生まれのヘイデン・クリップス(Hayden Cripps)が1トライを記録している。(c)AFP