【3月11日 AFP】米アメリカンフットボール(NFL)、マイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)のTEジョーダン・キャメロン(Jordan Cameron)が10日、脳震とうの影響による健康への懸念を理由に、フリーエージェント(FA)で2017年シーズンの移籍先を模索せず、6年間の現役生活に終止符を打つと発表した。

 昨季はキャリア4回目の脳震とうが原因で3試合の出場にとどまり、パスキャッチ8回で合計60ヤードの成績に終わっていた28歳のキャメロンは、米スポーツ専門チャンネルESPNに対し、「脳震とうのことばかり考えるようになった。そんな状態でフットボールをすることはできない」と心境を明かした。

「脳震とうに見舞われていなければ、プレーを続けていたと思う。それが原因の一つだ。将来的に不安を抱えるリスクは冒せない」

「今は何の兆候もなく完全に元気だ。だけど、このままプレーを続行し、再び脳震とうを被っても大丈夫だなんて100パーセント確実にはいえない。リスクを冒すつもりはまったくない。健康より大切なものなんてないんだ。自分にとって、それに勝るものはない」

 昨年11月に故障者リスト入りして以降、来季の復帰を目指していたキャメロンは、2015年シーズンにドルフィンズで全16試合に出場し、35回のレシーブで計386ヤードを獲得した。クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に所属していた2013年シーズンには、パスキャッチ80回で計917ヤードを稼ぎ、キャリア最高成績を記録していた。(c)AFP