【3月9日 AFP】9日発表されたフランス大統領選挙の第1回投票をめぐる最新世論調査で、中道・独立系候補のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)前経済相(39)の支持率が、初めて極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首を上回った。

 調査会社ハリスインタラクティブ(Harris Interactive)によると、来月23日に行われる第1回投票でのマクロン氏の支持率は26%で、これまで優勢だったルペン氏の25%をわずかに上回った。

 マクロン氏は左派や中道派からの支持が伸びており、支持率はこの2週間で6ポイント上がった。5月7日の決選投票の支持率では、ルペン氏の35%に対しマクロン氏が65%とリードしている。(c)AFP/Guy JACKSON