【3月8日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は7日、4日のプレミアリーグ・ボーンマス(AFC Bournemouth)戦で相手選手に肘打ちを浴びせたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が、3試合の出場停止処分を受け入れたことを発表した。

 これにより、チーム最多の今季公式戦26得点を稼いでいるイブラヒモビッチは、FAカップ(FA Cup 2016-17)準々決勝のチェルシー(Chelsea)戦に加え、プレミアリーグのミドルスブラ(Middlesbrough FC)戦、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)戦を欠場することになる。

 荒れ模様の展開となった4日の試合で、イブラヒモビッチとボーンマスのタイロン・ミングス(Tyrone Mings)はお互いに暴力行為に及び、FAから処分の対象となっていた。

 ミングスは前半の終盤にイブラヒモビッチの頭を故意に踏みつけているように見え、イブラヒモビッチはその直後のプレーでミングスの顔に肘を入れて報復しているようだった。

 どちらの選手も試合中に警告は受けなかったが、FAは試合後、3人の元審判からなるパネルが2人の行為を調査し、全会一致でともにレッドカードに相当すると結論づけた。

 イブラヒモビッチは試合後、「あいつが高くジャンプした俺の肘に向かって跳んできたんだ。誰かを傷つけるつもりなんてない」と報復の意図を否定していたが、今回、こうしたケースで科される通常通りの処分を受け入れ、3試合の出場停止となることが決まった。

 ミングスについては、元選手の解説者からも次々に非難の声が上がる悪質な行為で、FAも通常の処分では「明らかに不十分」だと異例の発表を行っており、現在はボーンマスが異議申し立てを申請するかを待つ状況となっている。

 ミングスも意図的に踏みつけたことを否定し、「それは絶対にない。それは自分のやり方じゃない。ハードでフェアなタックルは自分の信条だが、ボールのないところでそんなことをするのは流儀じゃない」と話している。

 しかし、ミングスは少なくともウェストハム(West Ham)戦、スウォンジー・シティ(Swansea City)戦、サウサンプトン(Southampton FC)戦の3試合を欠場することになる。(c)AFP