【3月7日 AFP】(写真追加)フランス・アルプス(Alps)のティーニュ(Tignes)の人気スキー場で7日、雪崩が発生した。ただ、スキー場の運営者によると、犠牲者は出ていないという。

 現地時間の午前10時(日本時間同日午後6時)ごろに発生した雪崩について、警察はAFPに対し、「多数」の人々が雪崩に巻き込まれたと語っていたが、その後の捜索の結果、負傷者は発見されなかったという。

 一方、スキー場の運営者は声明で、「救助隊員らがすぐに派遣された。捜索活動の結果、犠牲者は見つかっていない」と述べた。

 現場となったスキー場の近くでは、先月13日に通常滑降コース外を徒歩で探索していた親子ら4人が雪崩に巻き込まれ、全員が死亡する事故が起きている。

 現場には救助隊員と救助犬が派遣されたが、ヘリコプターは視界不良のため出動できなかったという。(c)AFP