【3月6日 AFP】16-17NBAは5日、各地で試合が行われ、ステフェン・カリー(Stephen Curry)が3ポイントシュートの成功回数で歴代10位に上昇したゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、112-105でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を下して連敗をストップした。

 ウォリアーズはケビン・デュラント(Kevin Durant)が負傷離脱することになった試合から2連敗を喫していたが、その要因の一つにはカリーによる成功率の低迷にあった。

 しかし、2季連続で最優秀選手(MVP)に選出されているカリーは自身の感覚を取り戻すと、この日は敵地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で31得点を決める活躍を披露。5本の3ポイントを沈めた28歳のポイントガードは、チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)氏を抜いて歴代10位に浮上した。

 カリーは試合後、「最近は自分たちのベストを出せていなかった。2連敗したことが、それを証明している」としたうえで、「とにかくプレーが良くなかったので、自分たちらしさを取り戻したいと思っていた」と語った。

 またクレイ・トンプソン(Klay Thompson)も29得点を稼ぎ、2人が1試合で25得点以上をマークしたのは通算42回目(今季7回目)となった。 

 現在、シーズン最長の遠征期間を送っているウォリアーズは、6日に行われるアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)戦でイースタンカンファレンスのチームとの5連戦を終えた後、8日にはホームでボストン・セルティックス(Boston Celtics)を迎え撃つことになっている。(c)AFP