【3月3日 AFP】インドネシアのリゾート地、バリ(Bali)島は3日、今週末から訪れるサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ(Salman bin Abdel Aziz)国王の親族・側近ら一行1000人のために警備を強化している。

 バリ島では、4日に到着する国王一行の移動用に高級車やSUV車数百台が用意されている他、396トン分の備品が同島に持ち込まれた。

 地元警察によると、バリ島のヌサドゥア(Nusa Dua)では、国王一行のために5軒の高級ホテルが予約されている。また地元メディアは、一行の荷物には同国王愛用の高級ソファや80インチの大型テレビなども含まれていると報じている。

 島全体に配備されている警察、軍兵士、治安部隊などは約2500人。狙撃要員や爆弾処理の専門家も含まれている。

 サルマン国王は国賓として、2月29日にすでにジャカルタ(Jakarta)に到着し、手厚い歓迎を受けた。世界で最もイスラム教徒の人口が多いインドネシアをサウジ国王が訪問するのは約50年ぶり。バリ島はヒンズー教徒が多数派だが、サルマン国王一行はこの島に1週間滞在する。

 サウジアラビアは経済を石油依存から脱却させ多様化させることを目指しており、サルマン国王は投資機会を求め、現在3週間のアジア歴訪中。今週初めにマレーシアを訪れた同国王は、バリ島での休暇を挟み、さらに日本や中国、モルジブを訪れる予定。(c)AFP