【3月2日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2016-17)は1日、準決勝第1戦が行われ、ラツィオ(SS Lazio)はセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(Sergej Milinkovic-Savic)とチロ・インモービレ(Ciro Immobile)が得点を記録し、宿敵のASローマ(AS Roma)に2-0で先勝した。

 ラツィオは前半29分にミリンコビッチ・サビッチのゴールで先制すると、後半33分にはケイタ・バルデ・ディアオ(Keita Balde Diao)の折り返しに合わせたインモービレが追加点を挙げた。

 ローマに先勝したことで、ユベントス(Juventus)と対戦する可能性が高い決勝に大きく前進したラツィオだが、サポーターがローマに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)に「サル」と言葉を浴びせたことで、その喜びは半減した。

 ラツィオのシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督は「何も聞こえなかった」としながらも、「もしそれが事実であれば、明らかに間違った行為であり、正当化されるべきではない」とコメントした。(c)AFP