【2月26日 AFP】中米グアテマラのフエゴ(Fuego)山で25日、噴火があり、溶岩や火山灰を噴き出した。火山灰は近隣に降り注ぎ、首都グアテマラ市(Guatemala City)に到達する恐れもある。当局が明らかにした。

 標高3763メートルのフエゴ山はグアテマラの3つの活火山の一つで、首都の南西約45キロに位置している。フエゴ山の噴火は今年に入って2回目。

 災害対策当局のダビド・デ・レオン(David de Leon)報道官によると、火山活動は噴火から約13時間後に安定し、通常レベルに戻った。

 午前中に高さ5000メートルにまで上がった噴煙は、午後には若干低い高度4500メートルとなった。3本の溶岩の流れのうちで最も長いものはこれまでに1600メートルに達した。(c)AFP