【2月26日 AFP】男子テニス、オープン13(Open 13 Provence 2017)は25日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)は7-6、2-6、6-4で第3シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)に勝利し、同じフランスのリュカ・プイユ(Lucas Pouille)との決勝へ勝ち進んだ。

 ツォンガは前週のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2017)も制しており、26日の決勝で勝利すれば、完全復活を印象づける自身初のツアー連勝となりそうだ。

 ABNアムロ世界テニストーナメントでは、逆転でダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)に勝利しているツォンガは、「今はすごく調子が良いし、楽しみだ。今日はやるべきことをできたし、最高のテニスだった」と語った。

 ゲームカウント4-5のピンチからキリオスのサービング・フォー・ザ・セットをブレークし、そのままタイブレークを経て第1セットを奪ったツォンガは、第2セットを2-6で落としたものの、最終セットを6-4で制した。

 最新の世界ランキングで8位に上がることが確実になったツォンガは、「どんなショットを打っても食らいつくというところを、相手に見せたかった」と語った。

 一方、プイユは第6シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)とのフランス勢対決を7-5、6-3で制し、決勝へ勝ち進んだ。特に第2セットは一時5-0となる一方的な展開だった。

 ツォンガとプイユはこれまで公式戦で一度しか対戦していないが、2016年のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2016)で顔を合わせたときは、ツォンガがクレーで勝利を収めている。

 プイユは「ジョーは調子を取り戻してるし、彼とプレーできるのは楽しみだよ。良いサーブから勝利をつかみたい」と話した。(c)AFP