【2月22日 AFP】米国との国境にほど近いメキシコ側の橋で21日、メキシコ人男性(44)が米国から強制送還された直後に身を投げて自殺する出来事があった。目撃者らによると、男性は3度目となる強制送還後、ひどく落ち込んだ様子だったという。

 当局によると、自殺したのは西部シナロア(Sinaloa)州出身の男性で、この日メキシコに着いたばかりだった。所持品を入れたポリ袋を握ったまま、両国の国境が望める橋から30メートル下に飛び降りたという。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、国内に住む数百万人の不法移民を強制送還すると公約している。(c)AFP