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南スーダン 知っておきたい5つの事柄

2017年2月22日 10:01 発信地:ジュバ/南スーダン

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南スーダン 知っておきたい5つの事柄
南スーダンのサルバ・キール大統領(2014年6月2日、ジュバで撮影)と、リヤク・マシャール前副大統領(2014年5月9日、エチオピア・アジスアベバで撮影)。(c)AFP/SAMIR BOL/ZACHARIAS ABUBEKER

【2月22日 AFP】壊滅的な内戦で経済危機に陥っている南スーダン政府は20日、国内の一部に飢餓宣言を発令した。南スーダンについて知っておきたい5つの事柄をまとめた。

■独立前の2つの内戦──アラブ系の北部とキリスト教・伝統宗教の南部が対立

 南スーダンとして独立する前の南部スーダンは、アラブ系が大半を占めるハルツーム(Khartoum)の中央政府とキリスト教徒と精霊信仰(アニミズム)の信者が大半を占める南部の反政府勢力が互いに戦った2つの内戦の舞台となり、数百万人が犠牲になった。

 スーダンは1956年1月に英国とエジプトの共同統治から独立。南部スーダンでは北部の支配に反対する第1次内戦が勃発した。17年にわたった内戦は1972年の和平協定で終結し、南部は自治が認められるようになった。

 しかし1983年、中央政府側が協定を破り、南北間で第2次内戦が勃発。これによって、ジョン・ギャラン(John Garang)大佐と彼が率いた反政府組織「スーダン人民解放軍(SPLA、現南スーダン政府軍)」による南スーダン独立運動が再燃した。

 2005年1月、ギャラン大佐は中央政府との和平合意に署名。この合意には、南部でイスラム法(シャリーア)の適用を除外すること、6年間の自治期間を経た上で独立の是非を問う住民投票を実施することなどが含まれていた。

 ギャラン大佐は2005年7月にヘリコプターの墜落により死亡し、南部の指導者はサルバ・キール(Salva Kiir)氏(現南スーダン大統領)に引き継がれた。

■世界で最も若い国

 2011年7月9日、南スーダンは独立を宣言。その半年前の住民投票では、北部からの独立支持が99%近くを占めた。キール氏は南スーダンの初代大統領に就任した。米国や中国、ロシア、欧州連合(EU)を先頭に国際社会、そしてスーダンも直ちにアフリカに新しく誕生した国、南スーダンを承認した。


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