【2月20日 AFP】16-17フランス・リーグ1は19日、第26節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はトゥールーズ(Toulouse FC)と0-0のスコアレスドローに終わり、首位ASモナコ(AS Monaco)との差を縮められなかった。

 5日前に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝トーナメント1回戦第1戦でFCバルセロナ(FC Barcelona)に4-0で大勝を収めたときと同じく、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)で試合に臨んだPSGだったが、この日はリーグ中位のトゥールーズを攻略できなかった。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督率いるPSGは、後半にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がクロスバーをたたく場面があったが、最後までトゥールーズの壁をこじ開けることができず、昨年12月初め以来となる無得点に終わった。

 バルセロナ戦の先発メンバーから、2得点を挙げたアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)ら5人を入れ替えたPSGは、昨年のクリスマス前から続く無敗記録を13に伸ばした一方、先頭を走るモナコとの勝ち点差は依然として3のままとなった。

 モナコは17日、ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が後半に同点ゴールを決め、リーグ下位のSCバスティア(SC Bastia)と1-1のドロー。また、PSGと勝ち点で並ぶニース(OGC Nice)は18日、ウィラン・シプリアン(Wylan Cyprien)の得点でロリアン(FC Lorient)に1-0で勝利している。

 今シーズン序盤に0-2でトゥールーズに苦杯をなめていたPSGのエメリ監督は試合後、「きょうはチャンスを逃した。このような試合に勝つには、エネルギーや勝利するという欲がもう少し必要」と悔やんだ。

「チームは大きく前進しているが、取り組むべき点や改善すべきところは残されている」

 同日行われた試合では、アレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が今季21ゴール目を決めた4位オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)が、4-2でディジョン(Dijon FCO)に逆転勝ちしている。(c)AFP/Andy SCOTT