【2月18日 AFP】16-17イタリア・セリエAは17日、第25節の試合が行われ、首位ユベントス(Juventus)は4-1でパレルモ(US Citta di Palermo)に快勝し、来週に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)のFCポルト(FC Porto)戦に向け、勢いを手にした。

 かつてパレルモでプレーしていたパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)は、2得点1アシストとチームをけん引し、下位に沈む古巣を降格に一歩近づけた。

 2015年まで3年間パレルモでプレーしたディバラが、前半5分に左足のFKをポストに当てて先制点を惜しくも逃したユベントスだったが、同13分にゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)のシュートを相手GKがはじいたボールを、ラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)が押し込んで先行した。

 逆サイドのゴール前では、ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が相手FWの角度のないところからのシュートをセーブしてピンチを切り抜けると、ユベントスは同40分、ディバラがゴール右上隅にカーブをかけた完璧なFKを蹴り込み、2-0でハーフタイムを迎えた。

 さらにユベントスは後半18分、ディバラのスルーパスからイグアインが今季19得点目を決めると、終了間際にはそのイグアインのバックヒールパスからディバラがシュートをゴールに蹴り込んだ。

 ロスタイムに失点したユベントスだったが、新たな自信を手にして22日に行われるチャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦第1戦のポルト戦に臨むことになる。

 そのポルトは、同日行われた試合で最下位のCDトンデラ(CD Tondela)に4-0で快勝している。(c)AFP