【2月17日 AFP】英サッカーのプロ審判員協会(PGMOL)は16日、マーク・クラッテンバーグ(Mark Clattenburg)氏がサウジアラビアで笛を吹くことが決まり、12年審判を務めたイングランド・プレミアリーグを去ると発表した。

 41歳のクラッテンバーグ氏は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の決勝や欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の決勝でも主審を務めた経験を持つ。

 プロレベルの審判の派遣やトレーニングを行うPGMOLは、「サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)に移籍する準備を進めるマーク・クラッテンバーグの幸運を祈ります。2004年にPGMOLの選抜グループに入ったマークは、上級審判の一人に成長し、最高峰のレベルで試合を裁き、他の審判の基準となりました」と声明を発表した。

 昨年12月、クラッテンバーグ氏は中国スーパーリーグ(1部)で審判を務める可能性を示唆していた。

「プレミアリーグと契約をしているが、参加する機会があれば(中国に行くかもしれない)。とはいえ、自身のキャリアについては長期的に戦略を練らなければ。審判をどれほど続けていけるだろうか? プレミアリーグでは12年間やってきた。素晴らしい12年だった」 (c)AFP