【2月17日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2017)は16日、韓国の江陵(Gangneung)で女子シングル・ショートプログラム(SP)などが行われ、元カナダ王者のガブリエル・デールマン(Gabrielle Daleman)が首位に立った。三原舞依(Mai Mihara)は66.51点で4位となった。

 2015年にカナダ選手権(Canadian Figure Skating Championships)のタイトルを獲得したデールマンは68.25点をマークし、2位につけた現同国王者のケイトリン・オズモンド(Kaetlyn Osmond)を0.04点差で抑えた。3位には66.87点でカザフスタンのエリザベト・トゥルシンバエワ(Elizabet Tursynbaeva)が入っている。

 前回王者の宮原知子(Satoko Miyahara)はけがで欠場しており、1999年の第1回大会から大会連覇を達成した女子選手は一人も存在しない。その他の日本勢では、本郷理華(Rika Hongo)が59.16点で9位、樋口新葉(Wakaba Higuchi)が58.83点で10位につけている。

 ペアSPでは、今季初戦となった中国の隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組が80.75点を記録して首位発進を決め、前回チャンピオンとしての実力を見せた。

 アイスダンス・ショートダンス(SD)では、カナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組が79.75点で首位を獲得。今季のグランプリ(GP)ファイナル王者としての存在感を示した。

 2018年平昌冬季五輪のフィギュアスケートとショートラックの競技会場となる江陵アイスアリーナ(Gangneung Ice Arena)で、初の国際大会として開催されている今大会は17日、男子シングルSPとアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われる。(c)AFP