【2月17日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジェネシス・オープン(2017 Genesis Open)は16日、米カリフォルニア(California)州パシフィック・パリセーズ(Pacific Palisades)のリヴィエラ・カントリークラブ(Riviera Country Club)で開幕し、ツアー初制覇を目指す米国のサム・サウンダース(Sam Saunders)が、暫定ながら7アンダーで首位発進した。

 濃霧による中断で日没サスペンデッドとなる中、ゴルフ界の名選手アーノルド・パーマー(Arnold Palmer)氏を祖父に持つサウンダースは、初日のラウンドで7バーディーを奪い、全米オープン選手権(2016 US Open Championship)覇者のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)を筆頭とする暫定2位タイグループの5人に2打差をつけた。

 今週優勝を果たせば、オーストラリアのジェイソン・デイ(Jason Day)から世界ランク1位を奪取する可能性がある同3位のジョンソンは、6バーディー、1ボギーで5アンダーを記録。デイは16番までに4バーディー、4ボギーのイーブンパーとしたところで日没を迎え、ほかの47選手とともにホールアウトできなかった。

 メジャー通算2勝を誇るジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)は、16番でプレーが中断されて2アンダーの暫定30位タイ。ジョンソンと同じく優勝すれば世界1位に上り詰める可能性がある同5位の松山英樹(Hideki Matsuyama)も、16番までプレーして1アンダーの暫定51位タイにつけている。

 第1ラウンドは現地時間17日の午前7時(日本時間18日午前0時)に再開する予定で、予想されている暴風雨の影響がなければ、引き続き第2ランウドが行われることになっている。(c)AFP/Rebecca BRYAN