【2月15日 AFP】アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2017)は14日、スイス・サンモリッツ(St. Moritz)で混合団体が行われ、スロバキアを僅差で破ったフランスが優勝を果たした。

 フランスがアレクシス・パンテュロー(Alexis Pinturault)とマチュー・フェーブル(Mathieu Faivre)、スロバキアはベロニカ・ベレズ・ズズロバ(Veronika Velez-Zuzulova)とペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova)がそれぞれ勝利して2-2で並んだ決勝は、タイム差わずか0秒08の決着となった。

 13日の複合で10位に終わっていたフランスのパンテュローは、「どのチームも非常に強かったし、すべてのレースが必死の戦いだった」と振り返った。

 一方、独ガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で開催された2011年大会の同種目で金メダルを獲得したメンバーとして、今大会に唯一出場していたフランスのテッサ・ウォーリー(Tessa Worley)は、「私たちは期待していなかったけど、最後まで勝負する準備はできていた」としたうえで、「本当に、本当に接戦だった! 金メダルが取れて非常にうれしいし、チーム全体で祝勝する」と喜んだ。

 また、ウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener)とルカ・エルニ(Luca Aerni)の2人の金メダリストを擁するスイスを3-1で下したスウェーデンが銅メダルに輝いている。(c)AFP/Luke PHILLIPS