【2月14日 AFP】元自転車選手のブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins、英国)氏は、英テレビ局チャンネル4(Channel 4)のウインタースポーツ番組で脚を骨折し、出演を取りやめた

 五輪で計5個の金メダルを獲得した36歳のウィギンス氏は、ツイッター(Twitter)で、有名人が特設のスキージャンプ台から跳ぶ「ザ・ジャンプ(The Jump)」を降板することになって「ショックだ」とコメント。

「専門家に診察してもらい、脚を骨折して3~6週間ほど休養を取る必要があると判明した。手術やギブスの必要がないのは良いニュースだ」と明かした。

「恐ろしい衝突などではなく、練習中のちょっとした負傷で競技ができなくなった。深刻な骨折ではなく、ただ休みが必要なだけだ」

 番組製作者の広報担当者は、元チームスカイ(Team Sky)のウィギンス氏が番組を棄権したと発表し、「ブラッドリーは練習中に負傷しました。競技の続行に意欲を見せていましたが、今回の第4シリーズにはこれ以上参戦しないことになります」と述べた。

 同番組ではこれまでも、元五輪体操選手のベス・トウェドル(Beth Tweddle)氏など負傷者が続出しており、2012年のツール・ド・フランス(2012 Tour de France)を制したウィギンス氏も、その仲間入りを果たしてしまった。(c)AFP