【2月14日 AFP】フランス・アルプス(Alps)のティーニュ(Tignes)にある人気スキーリゾートで13日、大規模な雪崩が発生し、スノーボードをしていた親子ら4人が死亡した。地元当局が発表した。

 救急当局によると、死亡したのは、男性(48)とその息子(15)、息子の異父兄(19)とガイド(59)の計4人。スノーボードを外し、スキーリフトからわずか数十メートル離れた通常滑降コース外を徒歩で探索していたところ、幅400メートルもの雪崩に巻き込まれた。家族3人はいずれも同リゾートの常連だったという。

 4人は雪崩被害者の捜索に使われる発信機を所持していたため、遺体は救助隊によって直ちに発見・収容された。当初、もう1人がグループに参加していたとの情報があったが、後に事実誤認と判明し、捜索は打ち切られた。(c)AFP