【2月14日 AFP】パキスタン東部パンジャブ(Punjab)州の州都ラホール(Lahore)で行われた抗議デモで13日、自爆攻撃とみられる爆発があり、少なくとも13人が死亡、82人が負傷した。地元当局が明らかにした。イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の分派組織が犯行声明を出した。

 現場では当時、州政府による医療分野での規制強化計画に抗議する薬剤師ら数百人が抗議デモを行っていた。州警察当局によると、死者のうち6人は警察官だった。ある警察幹部は爆発について、デモを規制していた警察を狙った自爆攻撃だったとみられると述べている。

 犯行声明を出したTPPの分派組織「ジャマートゥル・アハラール(JuA)」は3日前、政府機関を狙った一連の攻撃を実施すると宣言していた。(c)AFP