【2月13日 AFP】16-17イタリア・セリエAは12日、第24節の試合が行われ、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)がリーグ通算21度目の1試合2得点をマークしたユベントス(Juventus)が、退場者を出したカリアリ(Cagliari Calcio)に2-0で勝利した。

 今季リーグ戦での得点数を18に伸ばしたイグアインは、同日2-0で勝利したクロトーネ(FC Crotone)戦で1得点したものの、PKを失敗したASローマ(AS Roma)のエディン・ジェコ(Edin Dzeko)に並び、得点ランクで首位に立った。

 24節を終えて20勝を挙げているユベントスは、2位ローマに勝ち点7差をつけている。レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝トーナメント1回戦を15日に控える3位ナポリ(SSC Napoli)は、ユベントスを勝ち点9差で追っている。

 22日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でFCポルト(FC Porto)と敵地で対戦するユベントスは、セリエA6連覇に向けて盤石の態勢を築いている。

 後半22分にカリアリのニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)が退場となりユベントスは数的優位に立ったが、イグアインは見かけほど簡単な試合ではなかったと振り返っている。

 伊プレミアム・スポルト(Premium Sport)に対しイグアインは、「結果的には良かったが、序盤はうまく試合に入り込めず難しいゲームだった」とコメントした。

「試合の均衡が破れてからは状況が大きく改善し、相手に退場者が出てからはもっと良くなった」

 2013年にレアルを退団しイタリアに渡ったイグアインは、これまで1試合2得点を21回、ハットトリックを3回記録しているが、「得点より重要なのはチームが勝つことだ。少し休んで金曜日(17日)のパレルモ(US Citta di Palermo)戦に集中する」と話している。(c)AFP/Justin DAVIS