【2月13日 AFP】アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2017)は12日、スイス・サンモリッツ(St. Moritz)で男子滑降が行われ、地元スイスのベアト・フォイツ(Beat Feuz)が優勝した。

 男子滑降は、霧の影響で当初の11日開催から延期された末、「フリーフォール」とも称される傾斜45度の悪魔のスタート地点がカットされた短縮コースで行われた。前回銅メダリストのフォイツは1分38秒91を記録し、同じスイスのララ・グート(Lara Gut)が大会中のけがで離脱する中、金メダルを獲得して地元のファンを熱狂させた。

 スーパー大回転を制しているエリック・グアイ(Erik Guay、カナダ)はわずかに0秒12及ばず銀メダルとなり、1999年のヘルマン・マイヤー(Hermann Maier)、2005年のボーディー・ミラー(Bode Miller)に続くスピード系種目2冠はならなかった。

 3位には0秒37差でオーストリアのマックス・フランツ(Max Franz)が入った。(c)AFP