【2月11日 AFP】7月にケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で開催される世界ユース陸上競技選手権大会(IAAF World U18 Championships)の主催者が10日、中立的な立場という条件で、ロシア選手の出場を認めると明かした。

 ドーピング違反のため、国際陸上競技連盟(IAAF)から出場禁止処分を受けているロシアにとって、国際大会への出場は昨年9月以来となる。

 大会の最高責任者(CEO)は、「ロシア選手は、中立的立場の『個人』として競技可能とする」と述べた。

 ロシアの大会出場は、ケニア国内における治安上の不安を理由に欠場するオーストラリアや英国、カナダ、ニュージーランド、スイスといったトップの国々の不在を埋めると考えられている。(c)AFP