【2月10日 AFP】陸上のチーム対抗戦、ニトロ・アスレチックス(Nitro Athletics)は9日に大会2日目が行われ、ウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)がボルト・オールスターズ(Bolt All Stars)を連勝に導いた。

 メルボルン(Melbourne)のレイクサイド・スタジアム(Lakeside Stadium)で開催されたレースはこの日、地元オーストラリアが最終種目の4×100メートル混合リレーで首位をつかむチャンスがあったが、第2走者のジャック・ヘイル(Jack Hale)と第3走者のファブリス・ラビエール(Fabrice Lapierre)によるバトンの受け渡しで、テークオーバーゾーンを越えてしまったため失格となった。

 その結果、本来最下位のチームに与えられる40ポイントではなく、50ポイントの減点を受けて計895ポイントとなったオーストラリアは2位となり、ボルトが第3走者を務めて計930ポイントを獲得したボルト・オールスターズの後塵を拝する形となった。

 今年までは、現在の時期に競技に参加することがなかったボルトはレース後、「調子はいい。何本か走るためにここにやってきた。絶好調ではないが、好調になるようにとにかく自分を走らせている。走れば走るほど、調子は良くなる」と満足感を示した。

「とにかく最後のシーズンを楽しもうとしている。何事も考え過ぎたり、自分にストレスをかけ過ぎたりしないようにしている。常にベストを尽くそうと思っているよ」 (c)AFP